更年期(メノポーズ)関連
体調

【看護師が解説】更年期で眠れないのはなぜ?原因と体の変化

Fumy

こんばんは、Fumyです。

「布団に入ってもなかなか眠れない」
「やっと寝たと思ったのに、夜中に何度も目が覚める」

そんな経験ないですか?

私自身、更年期に入ってから「眠れない」夜が続き、正直しんどいです。
それまで当たり前にできていた“睡眠”が、こんなにも難しくなるなんて・・・。

実は私、自分が眠れていないことに気づいていなかったんです(笑)

そんなことある?と思いますよね。

…あるんです。

実際、私は睡眠不足の自覚がないまま無理を重ねた結果

仕事中に倒れてしましました。

その後、受診した病院で指摘されて、初めて眠れていないことを自覚しました。

看護師として、これまで多くの患者さんの「眠れない」に寄り添ってきたはずなのに…。
自分のことは見えにくいものだと、改めて感じました。

この記事では、更年期に眠れなくなる原因とその背景、そして体の中で何が起きていたのかを、私の体験をもとに看護師の視点からわかりやすくお伝えしたいと思います。

更年期に多い「眠れない」のパターン

ひとことで“不眠”といっても、いくつかのタイプがあります。

  • ①寝つきが悪い(入眠困難)
  • ②夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
  • ③朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)
  • ④ぐっすり寝た感じがしない(熟眠感の低下)

更年期では、これらが単独で起こることもあれば、いくつか重なることもあると言われています。

私の場合、②、③、④の複合型です。

皆さんは当てはまるものがありましたか?

なぜ更年期に眠れなくなる事があるのか

更年期の不調は、
女性ホルモン(エストロゲン)の変化が関係している可能性があるといわれています。

更年期になると、
このホルモンは減少したり、ゆらいだりすることがあります。

その影響を受けやすいのが、
体のバランスを整えている「自律神経」です。

そのため、
ほてりや不眠、気分のゆらぎなどの症状につながることがあると考えられています。

自律神経の乱れと睡眠の関係

自律神経には、

  • 体を活動モードにする「交感神経」
  • 体をリラックスさせる「副交感神経」

があります。

本来、夜になると副交感神経が優位になり、自然と眠りに入りやすくなります。

しかし更年期では、この切り替えがうまくいかず、

・体は疲れているのに頭が冴える
・リラックスできない
・眠りに入りにくい

といった状態が起こりやすくなると言われています。

更年期特有の症状も睡眠に影響?

さらに、更年期に多い症状も眠りを妨げると言われています。

・ホットフラッシュ(急な発汗・ほてり)
・動悸
・不安感や気分の落ち込み

例えば、寝ている途中で急に汗をかいて目が覚めたり、
理由もなく不安になってしまったり。

私も、40代を過ぎたころから寝汗で目覚める事が増えました。

主人に「何でそんなに汗かいてるの?髪がベタ~て顔に張り付いてて怖いよ」と言われます。私の方が、何でこうなったか教えて欲しいです。

更に、仕事の事を思い出し、夜中に飛び起きてメモを取る事もあります。いろいろ細かな事を思い返しては不安になったりする毎日です。

こうした積み重ねが、「眠れない」という状態につながっていくのだと思います。

参考:厚生労働省「健康日本21(アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~)」関連資料 女性の睡眠障害

更年期は重圧世代

さらに、更年期は「重圧を抱えやすい世代」でもあります。

仕事では責任が重くなり、

家庭では家事や家計のやりくりに頭を悩ませる日々。

子どもは思春期に入り、受験など気を遣う場面も増えていきます。

一方で、親は年齢を重ね、介護のことが現実的になってくることも。

気づけば、自分のことは後回し。

思わず、ため息が出てしまうこともあります。

そこに追い打ちをかけるように、物価の上昇…。

正直、「もう余裕がない」と感じる瞬間もありますよね。

もしかして、

一人でどうにかしようと、無理をしていませんか?

「年齢のせい」と片づけないで

「更年期だから仕方ない」
「年齢のせいで眠れないのかな」

そう思ってしまいがちですが、
睡眠の問題は生活の質に大きく影響します。

また、不眠が続くことで、

・日中のだるさ
・集中力の低下
・気分の落ち込み

など、さらに不調が重なることもあります。

参考:厚生労働省 「健康日本21(アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~)関連資料 睡眠と生活習慣病との深い関係

受診を考えた方がいい目安

以下のような場合は、一度医療機関に相談することも大切です。

・眠れない状態が長く続いている
・食欲不振などの症状がある
・好きだったことに興味が持てなくなった
・日常生活に支障が出ている
・気分の落ち込みが強い
・動悸や強い不安感がある

私の場合、夜はぐっすり眠れないのに、
日中は耐えがたい眠気に襲われることがありました。

更年期症状に対する治療や、睡眠をサポートする方法もあります。

「我慢するしかない」と思わなくて大丈夫です。

最後に

更年期の不眠は、気合いや努力でどうにかできるものではありません。

体の変化によって起きている、理由のある不調です。

だからこそ、
「今はこういう時期なんだ」と少しだけ受け止めながら、
無理のない方法で整えていくことが大切だと感じています。

次の記事では、
実際に私が試してみた睡眠対策について、正直にお伝えしていきます。

同じように悩んでいる方の、
少しでもヒントになればうれしいです。


ABOUT ME
Fumy
Fumy
駆け出しブロガー/看護師
はじめまして、Fumyです。
50代の主婦です。 20代は看護師として総合病院(脳神経外科病棟・救命救急センター)に勤務し、多くの患者さんと向き合ってきました。30代では看護学校で教務を経験し、看護学の知識、医療現場での臨床指導にも携わってきました。 結婚後は家庭に入り、子育てと家事を中心とした生活へ。40代半ばから体調の変化を感じるようになり、後にそれが更年期症状であると気づきました。
現在、現役看護師として働きながら、これまでの医療現場での経験と、自身の更年期の体験をもとに、
・更年期に起こる体調の変化 ・日常生活でできるセルフケア ・無理をしない心と体の整え方 などについて、わかりやすく発信しています。
※本ブログの内容は、個人の経験や一般的な情報をもとにしており、医療行為や診断を目的としたものではありません。症状に不安がある場合は、必ず医療機関にご相談ください。
同じように悩んでいる方が、 「少し安心できた」「自分だけじゃない」と感じられる場所になれば嬉しいです。 これからの人生を、自分らしく穏やかに過ごすヒントをお届けしていきます。
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