【体験談】更年期のイライラが止まらない…子どもにだけ怒ってしまった原因とは?
最近、イライラが止まらない…。
ささいなことでも感情が抑えられない。
そんな更年期世代の方、多いのではないでしょうか?
私自身も、これまでにないほど感情が爆発するようなイライラを経験しました。
でも振り返ってみると、
その原因は「更年期だけではなかった」と気づいたんです。
今回は、私自身が体験したイライラと、そこから見えてきた原因についてお話しします。
じわじわと増えていったイライラ
もともと私は、そこまで感情の起伏が激しいタイプではなかったと思います。

(あくまで自己評価ですが…)
ところが更年期に入ってから、
少しずつイライラする場面が増えていきました。
例えば、

- 家族のぬぎ散らかした衣類を見てイラッ
- 食後、お皿を下げずにそのままでイラッ
- 電気やエアコンのつけっぱなしでイラッ
この程度なら、よくあることかもしれません。
ですが次第に、
「言葉のニュアンス」にまで敏感に反応するようになりました。
ささいな一言に引っかかるように
例えばこんな場面です。
夫:「お皿下げるの手伝ってあげようか?」
→「え?それって私の仕事なの?」

上司:「今日は〇〇さんがいるからナースコール多いよ」
→「多いのは私のせいってこと?」
私:「お弁当おいしかった?」
夫:「どんなものでも美味しくいただきますよ」
→「それどういう意味?」
一つ一つは本当に些細なことなのに、
頭の中で深掘りしてしまい、引っかかってしまう。
ささいな言葉のニュアンスに感情が揺れました
イライラの“閾値”がどんどん下がっている感覚がありました。
そして受験期…イライラは爆発した
そんな状態の中、子どもが受験期に入りました。
私の中には、
- 受験生は必死に勉強するもの
- 親は環境を整えて支えるもの

という“理想像”がありました。
でも現実は違いました。
- ゲームやYouTubeで気分転換
- 手をつけていない問題集
- 高い目標に対して計画性がない

「いつ本気になるの?」
部活を引退する夏休み頃から・・・
いや、本格的に受験モードに突入する秋から・・・
いくらなんでも年明けからは・・・
その思いが、焦りと不安に変わり、やがて怒りに変わっていきました。
同じ空間にいるだけで苦しくなるほどの感情。
見ないふりもできず、何も言わないこともできず、
結局小言を言ってしまい、自己嫌悪の繰り返しでした。
不思議だったこと|他ではイライラしない
ここで不思議だったのが、
仕事や他の場面では、ほとんどイライラしなかったことです。
もちろん、前述したように夫の言動や他者の言葉に感情が揺れる事はありました。
しかし、それはほんの些細な感情の揺れで、子どもに対するそれとは別物でした。
「どうして子どもにだけ?」
自分でも理由が分かりませんでした。
気づいた原因|理想と現実のギャップ
あるとき、
「人は理想と現実のギャップでイライラする」
という言葉を目にしました。
これが、すっと腑に落ちました。
私は、
「受験生はこうあるべき」
「親はこうあるべき」
というイメージを強く持ちすぎていたのです。
さらに深い原因|私の過去が生んだギャップ
家事に対するギャップ
実は私の父、まさに昭和の代表的親父像でした。
家事は女の仕事、男は台所に立ち入らないという考え
この考えのもとで育った私は、当然この考えが根付いています
夫と家事分担できたらいいな~と淡い期待を抱きつつも、
「家事は女の仕事」という考えが消えないのです。
それが幸いしたのか?「家事に対する理想と現実のギャップ」は小さいものでした。
仕事に対するギャップ
私は看護師として働いています。
しかし、けっして看護師に向いているとは思っていません。
学生の頃から特別優秀でもなかったし、
新人ナースの頃は、上司によく叱られ先輩に慰めてもらうタイプでした。
看護学校の教務になって気づいたのは、優秀じゃなかったから学生の目線で指導ができるのかも?という事。
特段仕事のできるナースではなかったけど、コツコツ経験を積み上げて今に至る。
こんな感じなので、「理想の看護師像と自分の姿のギャップ」もそれほど大きくなかったのかもしれません。
受験に対するギャップ
私は高校3年の夏休み前、自転車に跳ねられ頭からコンクリートに落ちました。
幸い骨折しませんでしたが頸椎捻挫で
しばらく、起き上がるのも一人でできず
そこから体調を崩し、受験期の大切な夏休み塾に行けませんでした。
その後は、進学塾のペースについていけなくなり塾を変わりました。
さらに、受験前の年明けから体調を崩し1カ月の入院生活を送ります
病室から受験会場に行き、保健室で受験したのを覚えています
受験は残念な結果で、病室のベッドで布団にくるまり泣きじゃくったのを鮮明に覚えています。
子どもには全く関係のない話ですが、
私自身、受験に全力投球できなかった無念な思いが強いのは確かです。
もしかしたら、「受験で全力投球できなかった自分と、環境が揃っているのに頑張りが足りない子ども」そんなギャップを感じていたのかもしれません。
更年期との関係
更年期は、ホルモンバランスの変化によって
感情のコントロールが難しくなる時期です。
もともとあった
- 理想
- 不安
- 過去の感情
それらが増幅されて、
あの強いイライラにつながっていたのだと思います。
私のイライラ発散方法
感情を子どもにぶつけないために、
いくつか試していたことがあります。
大声で叫ぶ(心の中でもOK)

友人に相談したところ、子どもにぶつけないように「壺の中に叫べ!」
とアドバイス貰いました。
「王様の耳はロバの耳」という童話でも地面に穴ほって叫んでましたよね。
サンドバックと闘う

子どもがストレス発散のために使っていたサンドバッグがあったのですが
これは、大変役立ちました。
エクササイズにもなり、一石二鳥です。
水面を叩く

お風呂につかりながら、水面を手のひらで叩いていました。
結構、痛いです。
でも、水しぶきが天井まで届き感動しました。
枕を叩く

低反発枕なので、手にも優しかたです。
疲れたらそのまま横になって休めるのも利点。
正直、かなり原始的ですが…
体を使うことで少し楽になる感覚がありました。
今振り返って思うこと
今は、子どもの勉強に対してイライラすることはほとんどありません。
状況が大きく変わったわけではありません。
でも、
「こうあるべき」という思いが少しゆるんだことで、
気持ちが楽になったのだと思います。
まとめ
今回の経験から感じたのは、
イライラは単なる感情ではなく、
「理想」や「思い込み」から生まれていることがあるということです。
そして更年期は、
その感情を強くしてしまう時期でもあるのかもしれません。
もし今、同じようにイライラで苦しいと感じている方がいたら、
「自分は何に引っかかっているのか?」
少しだけ立ち止まって考えてみることで、
気持ちが軽くなることもあると思います。
※本記事は個人の体験に基づく内容です。感じ方には個人差があります。
参考:あらたまこころのクリニック「症状別のよくある質問」ページ









